応援のちから

高校野球が始まり、

各地で試合が繰り広げられています。

主人も根っからの野球少年

(中年間近だが)だったので

高校野球は毎度楽しみにしているイベント。

近くのスジアムでちょうど試合があったので、

二人で足を運びました。

 

わたしはというと、

スポーツ観戦は趣味ではないんです。

きらいでは、ないですが。

 

どちらかというと、

応援席側の楽器演奏やチアのダンスが、

楽しみだったりします。

そんな楽しみ方でも、いいですよね。

生の演奏やパフォーマンスを間近で味わえるなんて、

胸にぐっとくるものがあります・・感動!(じぃ~ん)

 

さて。

そうして席について気づいたのですが、

3塁側は保護者勢や学生、

老若男女の観戦客で賑わっているのに対し、

1塁側は人が少なく閑散とした様子。

楽器隊がいない。

チアもいない。

いるのは保護者と思われる人たちと、

後ろの方にちらほら。

(わたしたちはもちろん、3塁側に着席。)

 

これはまずい空気。と思っていたら、

やはり結果は5回コールドで

応援の少ない高校が負けました。

 

全然実力がないわけではなかったのです。

それは野球に詳しい主人も言ってました。

 

それにもかかわらず、

負けた高校は1点すら入れられなかったのです。

 

普段スポーツを観戦しない私にも

敗因は何となくわかりました。

 

応援の活気が・・完全に負けてる。

 

対戦側の応援が素晴らしく

活気溢れるものであればあるほどに、

アウェー感半端ない。

観ていて不憫にすら思えてくるのです。

 

そのうち、心ないヤジが飛んできたりします。

対戦側の応援はあんなにも素晴らしく、

自分たちにはヤジが飛んでくる。

ヤジをかき消してくれるほどの応援もない。

 

もうこれだけで、

いつもの実力を出すことすら

難しくなってくるでしょう。

 

人の応援ってものすごく大事で、

普段から「応援してるよ」と言ってもらえたり、

気にしていてくれたりするだけで、

やる気につながります。

 

その人の言葉や気持ちが、

背中を押してくれるのです。

 

わたしは、

応援されるひとになりたい。

そのためにも、

応援されるにふさわしいひとに

ならなければ。

 

 

おしまい。